
利用してほしい補助金・減税特集
こんにちは!モリリフォーム岡下です。
もう9月。年末まであと3か月半。ほんと早いですね。
今年の夏は暑い。そしてまだ暑い。ですが、あと2ヶ月すれば、今度は寒い!と感じてしまうのでしょう。
今回は、是非今年利用してほしい補助金・減税特集をお知らせします。
年内工事も可能な今だからこそ、是非使っていただきたい情報をお知らせします
先進的窓リノベ2025事業
これは今年一番よく使っている補助金です。
国土交通省 経済産業省 環境省の行う【住宅省エネ2025キャンペーン】の1つ
高い断熱性能の窓への改修工事に関しての補助金です。
冬でいうと、住宅の中で一番暖房の熱が逃げるところってどこかわかりますか?
それは、壁でもなく床でもなく、開口部【窓】。
窓って光が入ってきてほしい!換気したい!開放感がほしい!という理由から、
大きな面積を占めている家多いですよね。
実は窓を断熱改修すれば、断熱性のはググググーと上がるんです。
断熱性能が高い窓のいいところ、
●それは早く冷暖房が効き、熱を逃がさないから、光熱費が安く済む。
●外気と内気の温度差の境界で起こる結露 そのリスクが少なく手済む→カビや劣化が防げる
●LOW-E膜も施工されたガラスでは、遮熱効果もあり、日差しを抑える効果があったり、紫外線や赤外線を反射するので、モノの劣化も抑えることができます。
ですが窓と聞くと、大掛かりな工事と思われがち。
ですが、色んなタイプの工事方法があります
【既存の窓の室内側にもう一枚窓を取り付ける 内窓】
一番コストパフォーマンスが高い商品です。取付も1窓1時間前後なのでお手軽。
例えば、浴室・トイレによくついているサイズの窓(小サイズの引き違い)なら、
約¥50000(税別)×2窓
それに対して今28,000×2=56,000程度の補助金があるので、
約半額で窓が断熱できてしまうのです。
※注意|窓サイズにより価格が変わります 補助金には諸条件あります
ただ、注意は、既存窓の手前の窓枠に取り付ける場合が多いので、窓枠に物を置けなくなったり、特に出窓は出窓の解放感は失われます。そして窓を開けるのに内窓と外窓二度あけることになります。
【カバー工法】
カバー工法は、できるだけ窓以外触らず、窓を変えたい方にお勧め。
今のサッシ枠の上に新しい窓をかぶせる方法です。
【外窓交換】
もしリフォームをお考えで窓の種類や位置を変えたい場合は、外壁や内壁なども工事が必要になってきます
その他玄関ドアの交換なども補助金の対象になります
補助金の詳細は、公式ホームページをご覧ください
https://window-renovation2025.env.go.jp/
今回のこの事業は、去年一昨年も同じものがありました。
私の印象ですが、【物価高騰があるのに、補助金は下がって、制度条件が厳しくなっている】
それと、この補助金は地球温暖化問題の解決とカーボンニュートラルを目指した国の取り組みの1つで、この強化として2023-2025の間には断熱窓の設置強化に充てられていた
期間でした。
(国土交通省|GX実現に向けたロードマップ参照ください)https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/content/001609309.pdf
となると、窓のリフォームに関する補助金は今年で最終年ではないか?とも言われています。
給湯省エネ2025事業
冬になると、「お湯が出ません・・・」という電話を多くいただきます。
凍結の可能性もあるのですが、
突然起こる故障。
給湯器も電気製品であり、燃焼を伴う商品は特に摩耗する部品も多いので、
10年すぎると、買い替えをご検討いただいた方が安心かと思います。
ほとんどの方が屋外に設置されているかと思いますが、
あまり近くに行かないこともありますので、
大きな音がしていないか、水漏れしていないかなどチェックも必要です、
そして、室内のリモコンの表示や、蛇口からの水道の温度のブレもチェックくださいね。
毎日使う給湯なので、故障で買い替えとなると、やはり焦って選びがちですが、
毎日使うものほど、給湯効率を考えていただきたいのです。
電力や石油ガスなど燃焼材料が、どれだけ損なく熱エネルギーに変換されるかの
効率。10年20年毎日使うと数パーセント違うだけで光熱費にその差は現れます。
今回は、その効率のいい給湯器限定で補助金が受けられるというもの
対象商品は
●エコキュート●ハイブリッド給湯器●エネファームですので、
限定されますが、給湯器だいぶ年数たっているな~と買い替えをお考えの方は、
是非、ご検討ください。
高効率なだけにお値段も高いですが、補助金(例えばエコキュートは6万円~13万円)
も高額なので、是非お勧めしたい補助金です
そして、太陽光の固定価格買い取り制度(FIT制度)が終了された卒FITの方、
売電価格が安くて困っている・・・という方おられませんか?
そんな方に、インターネットに接続することで、天気等の情報も踏まえ、昼間のわき上げにシフトチェンジしてくれる機能をつけませんか?この機能にも補助金対象。
そうすると、自家消費率がUPし、夜間の電量買電分をスリム化できるチャンスです。
補助金の詳細は、公式ホームページをご覧ください
https://kyutou-shoene2025.meti.go.jp/materials/ecocute.html
リフォーム促進減税&住宅ローン減税
見逃しがちな減税対策 なぜ見逃しがちかというと、補助金が一律金額が決まって説明しやすいですが、減税はもともとの所得税や固定資産税によって控除額が様々で説明しにくいから。
ですが、年内にされた対象のリフォームに対して、所得税控除が受けることができます
●耐震工事
●バリアフリー工事
●省エネ工事
●同居対応リフォーム
●長期優良住宅化リフォーム
対象となる条件はそれぞれですので、
是非国土交通省リフォーム減税制度をご確認ください
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000249.html
毎年、当社では対象になるお客様にお声かけはさせていただきますが、
よくこの制度を利用できない点として
●建物の登記がされていなかった(親の代、その上の代の名前のままだった等も)
●所得税がかかっていなかった、控除となる税金がない(年金受給のみの方など)
のような場合があります。ご注意ください。
また、2024年より相続登記は義務化になっておりますので、
是非今一度住んでいる家の登記はどうなっているだろう?
法務局等で調べることができます。お確かめください。
また、新築やリフォームでローンを組まれた方(10年以上の返済計画で1/2以上居住用の住宅である建物等条件あります)是非住宅ローン減税を、確定申告で申請してください。
最大で10年で140万円の控除額になります。見逃すのはもったいないです。
※10月ごろからローン残高証明書が送られてきます。
それは必ず確定申告まで保管しておいて下さいね。
上記申請には、建築事務所に所属する建築士や指定確認検査機関に所属する建築士などが発行する増改築証明書が必要になりますので、必ず早めにご準備ください。
福崎町限定 産業活性化支援事業&空き家活用支援事業
【産業活性化支援事業】
長年当社でもたくさん申請してきた、福崎町のリフォーム業者が福崎町に居住している方の家をリフォームした場合に助成金を出してくれるという、本当にありがたい制度。
実は今年で終わります。
現在工事費の10%(10万円まで)が出るので、とてもありがたい制度でした。
条件として
●新築から3年経過していること
●住居部分のみ対象
●20万円以上の工事
●その他条件あり
色んなリフォームに対して対象になります。是非今期までの事業なのでお使いください。
予算もありますので、お早目に。
詳細は福崎町のホームページで確認
https://www.town.fukusaki.hyogo.jp/0000000035.html
【空き家活用支援事業】
今年の事業は予算に達したので終了しています
この事業は2024年福崎町が「空き家活用促進特別区域」に指定され、
採用された新しい事業です。
これまで特に市街化調整区域が多い地域のため、
活用がしにくく、住む人がいなくなった家は、空き家になってしまっていた現状が、
規制緩和のおかげで、街の活性化につながる1つの大きな取り組みなのです。
□これまで用途の変更しにくかった市街化調整区域の規制の緩和
□空き家情報による流通促進
□移住者が入りやすくなる、建て替えがしやすくなるなどの緩和
そんなことがしやすくなるんです。
「田舎暮らしをして、古民家で趣味のお店を開きたいな~」
などそんな今までかなわなかった夢が福崎町でしやすくなる!なんてこともあるかも。
そんな規制緩和された福崎町の空き家特区制度に
もっとうれしい補助金制度が。
一戸建ての空き家を住宅や事業所として活用する際に、改修費補助などの助成があるのです。
条件として空き家登録することや、耐震などもありますので、
簡単な申請では難しそうなイメージですが、築浅の空き家などは利用しやすいのではないかなと思います。
ただ、内容を聞くところによると、短期間で申請や工事は難しそうですので、
長いスパンでお考えの方向けの助成制度です。
まだまだ、私たちも勉強と途中ですので、これから詳しくなっていこうと思っています
詳しくはこちらを参照ください
福崎町のホームページへ
https://www.town.fukusaki.hyogo.jp/0000005211.html
他にもいろいろな補助金や減税制度があります。
ただ、ほとんどの場合予算と事前申請、完了期限があるので、
早めの準備が必要です。
新規や更新される制度も毎期ありますので、
私達も勉強しながらの挑戦です。
まだ使ったことのない制度もたくさんありますが、
是非挑戦・経験もしたいと思っていますので、
お客様からも「もしかして、これは使える?」などのご希望がありましたら、
ご遠慮なく教えてくださいね。


今回紹介した補助金制度一部や、リフォームに役立つ情報は、
「住宅リフォームガイドブック 令和7年版」をご参考ください。
今の住まいに関する情報が沢山載っています。
オンライン版は下のリンクをご参照いただき、また紙ベースの冊子は、
モリリフォーム事務所にもありますので、ご希望の方ははご連絡くださいね。