
暮らしを考えるPart34
節分が過ぎ、少し寒さがゆるみだしました。今年の節分も後藤住設の後藤さんに鬼の衣装をお借りして、家族で楽しみました。左が去年で右が今年になります。

日に日に成長していく息子ですが、トイレに行く事や、着替えなど、できることも増えて、嬉しく思っています。先日、お風呂に一緒に入った時に息子から「パパは誰が好き?」と聞かれ、息子は「Mちゃん」と答えました。保育園で同じ年の女の子ですが、今年その子は引っ越しの為、保育園を退園します。出会いがあれば別れもある。寂しい気持ちになるのかなと思いますが、これからも色々な経験をして成長していってほしいです。
先日、家族と『パンとエスプレッソと姫路城』というカフェに行ってきました。

『パンとエスプレッソ』というお店は近畿では京都、大阪、神戸にあり、妻は京都、神戸には行って事があるようで、お洒落で雰囲気の良いお店と話していて、姫路にもできたので行きたかったとの事でした。
お洒落なカフェ巡りは、妻とお付き合いをはじめた時から京都のお店を中心に行っていて、兵庫へ引っ越してからも、たまに気になるお店は行くようにしています。


『パンとエスプレッソ』のホームページを下記に載せましたので、気になる方はご覧ください。
ご当地オーナー募集とあるので、宮崎県で私も手を挙げたいなと思っています。
今回の暮らしを考えるPart34は室内用耐震シェルターの話しになります。最後まで読んでいただけたら幸いです。
前述しました『パンとエスプレッソと姫路城』は築100年を超える古民家をリノベーションした建物になります。日本には耐震基準(地震に対して建物が安全であるために定められた基準)があり、1981年5月31日を境に1981年6月1日以降の建物(確認申請を受けたもの)を新耐震、1981年5月31日以前を旧耐震としています。
旧耐震では「震度5程度の中規模の地震で大きな損傷を受けないこと」が基準となっていました。これに対して新耐震では、「中地震では軽微なひび割れ程度の損傷にとどめ、震度6程度の大規模な地震で建物の倒壊や損傷を受けないこと」という基準に変わっています。
旧耐震は1950年から適用されていた耐震基準となりますので、築100年になるとなんとも言えません。姫路にあるカフェとエスプレッソは耐震補強をして安心できると思いますが、たまに古民家でカフェを営んでいるお店がありますが、空間を広く見せるために、壁を取り、古い柱を見せて雰囲気は良いようには見せていますが、か細い柱に小さな梁が見えて、これは倒壊するなと、早く食事をすませてお店を出たいなと思う時があります。
古民家の定期義はありませんが、築50年以上経過した日本の住居、1950年(昭和25年)の建築基準法制定前に伝統工法で建てられた住宅と言われているので、これにあてはまるものが今のところ古民家なのかと思っています。
前振りが長くなりましたが、室内シェルターの話しになります。先日、お客様に弊社で室内シェルターの工事ができるか聞かれました。福崎町には山崎断層があるため、大きな地震がきたら心配だと、一部屋だけでも建物が倒壊しても安全な空間があると良いとの事でした。
この話を聞いて、私も室内シェルターの情報をインターネットで調べてみると、耐震シェルター工事を実際に行った方がこう話していました。「子供は家を出て、住み継いでくれないので、大きなお金をかけて耐震補強を行いたくないと思っています。住まいは倒壊しても命が無事であればそれで良いと思っていて、一部屋だけでも安全な場所があればと思いました」室内シェルターの素材は色々とありますが、私が調べたものは木造のもので、工事費用は100万円ほどとの事です。

弊社でもお客様から、住まいを住み継いでくれる方がいない話しや、近隣に空き家が多くなった話を聞きます。少子化でされに人口も減少する中、経済も逼迫して、都会の方が稼げると、田舎を離れる方もこれから多くなると思います。
今回、室内シェルターの話しをお聞きしましたが、弊社では工事を行ってないため、お断りする形になります。これからこのような話をいただくことも多くありますので、弊社でも工事ができるようにしていきたいと思います。補助金を出す自治体もあるようで、社内でこの件を考えていきたいと思いますので、もうしばらくお待ちください。
耐震についてのご相談は、お聞きしますのでお申しつけいただけましたら幸いです。