
小さな巨人たちの躍動
先日、報徳学園で開催されたベイクラウン主催のカップ戦に、次男の所属するバスケットボールチームが参加しました。今年のチームは特に小柄で、バスケットボールが身長有利のスポーツだけに、不安も大きかったのです。県内屈指の強豪6チームが集う大会。2リーグに分かれての総当たり戦、そして各リーグ1位同士の決勝戦という1日で3試合のフルゲームという過酷な日程。さらに1年生が別の試合と重なり、2年生9名のうち1名がケガで欠場。わずか8名での挑戦となりました。どのチームも大型選手を擁し、平均身長で劣勢は明らか。苦戦必至と覚悟していましたが…試合開始と同時に、彼らは走り出しました。昨年、出場機会に恵まれなかった鬱憤を晴らすかのように。オールコートでのプレスは、相手チームも観客も唖然とさせるほどでした。結果は驚異的な100点近い得点。身長差など関係ない、小柄でも勝てる – そんな気持ちの良いゲームを見せてくれました。
見事に連勝し決勝進出を果たしまいた、決勝は全国大会出場経験もある強豪ThreeBとの闘いに、苦戦必至かと思われましたが、予想を覆す素晴らしい試合展開となりました。1クオーターから2試合の疲れを感じさせない電光石火の速攻と、オールコートプレスで相手を圧倒。前半で20点差をつける驚異的な動きを見せました。4クオーターまで走り続け、初のカップ制覇を見事に成し遂げました。順調なスタートを切ることができました。小柄ながらスピードとテクニックで勝利をつかんだ彼らの姿は、まさに「小さな巨人たち」と呼ぶにふさわしいものでした。また、1年生チームも初戦突破を果たし、来週も優勝を目指して頑張ってもらいたいです。小さな巨人たちの躍動。彼らの姿は、どんな困難も乗り越えられるという希望を与えてくれ私も大きな仕事の見積もりに立ち向かうのでした(^^)/