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日記 Author/ 森山 秀貴

暮らしを考えるPart2

雪の季節となりました。
私の出身の宮崎県宮崎市は雪が降らないので、京都へ上京した時に雪の大変さを知りました。雪には慣れてきたものの、寒さには今だ慣れません…。
私は暑さには強いですが、寒さには弱く、冬場はユニクロの極暖が欠かせません。

今回の『暮らしを考えるPart2』は冬にちなんだ内容です。
最後まで読んでいただけると幸いです。

寒いと暖房機器が欠かせません。そうなるとどうしても電気代(燃料代)が高くなります。
冬場に掛かるお金を少しでも抑えたい。実際にどんな暖房機器がお得なのでしょうか?

【コスパの良い暖房機器ランキング】※1時間あたり
1位 エアコン (最小約2.8円~最大約39円)
2位 ガスファンヒーター (約11円)
3位 石油ストーブ (約17円)
4位 セラミックファンヒーター (約27円)
5位 電気ストーブ (約27円)

エアコンが1位ですが、エアコンは弱運転で稼働すれば2.8円で済みますが、使い方や環境で、電気代が大きく変わるので注意が必要です。

【エアコンが高くなる使い方・環境】
・強運転を続ける
・設定温度を高める
・外気温度が低く、設定温度との差が大きい
・頻繁にスイッチをON、OFFする

熱は温度の高い方から低い方へ移動する性質を持っています。
外気温が低いと、部屋を暖めた空気が外へ移動しようとします。夏は逆になります。
外壁面に断熱材を施せば、熱の移動が少なくなるので、エアコンの効きは良くなります。
断熱材とは、構造は違いますが『魔法瓶』のようなものと考えると分かりやすいかもしれません。

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魔法瓶は内びんと外びんの間を真空にすることで、熱が移動しにくい構造になっています。
断熱材を内壁と外壁の間に施し、魔法瓶と同じように、熱が移動しないようにします。断熱材は性能で熱の移動が大きく変わります。性能値が高いと熱の移動も少なくなります。性能の良い断熱材を施せば、エアコンの効きが良くなり省エネに繋がり、電気代がお得になります。

結論として、性能の良い断熱材を外壁面に施し、エアコンを弱運転で使えばお得ということです…
結局は、電気代を抑えるには断熱材工事をしないとダメなの?という話になりますが、将来、長い目で見て考えると断熱工事を行うことをお勧めします。

それでも断熱工事までは…という方は、石油ストーブをお勧めします。
石油ストーブは換気を行ったり、灯油の入替もあるので、手間は掛かりますが、燃料代が安く、部屋全体を暖める能力があります。

電気代や燃料代は、暖房機器の選び方で抑えることができます。
機器を変えて体感的に同じであれば、お金の掛からないものにしたいものです。
これからまだまだ寒いので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

断熱改修工事も承りますので、ご相談いただけたら幸いです。

実際にFRS工法を行っている
動画などを公開しています