
トライやるウィーク報告
こんにちは本日ブログ担当岡下です。
本日は先週一週間行った トライやるウィークの
活動報告をします。
トライやるウィークは、平成10年から中学二年生の職業体験として始まった
試みで、兵庫県が行っている独特の名前・活動だそう。

ちなみに私はトライやるウィークに参加したことありません。
というか、うちのスタッフみんな経験なしでした。
そうりゃそうですよね💦
私は確か、兵庫県の自然学校の初年度を経験した気がします。
あーーー、昔。
子供が体験したよ!というスタッフもいたので、自分の子やスタッフからの情報を集めて、今回初挑戦させていただきました。
昔から、中学校の恩師から、「モリリフォームでも受け入れできないか」と言われてはいたのですが、やはり危険を伴う現場であることもあって、先延ばしにしていたんです。
今思うと、恩師に言われた時に実行できてたら、恩返しになったのにな~と思います。
ですが、最近は、商工会と学校の関係も近くなって、社長が、仕事についてお話をさせていただいたり、修理などでも出入りすることも多く、そして何しろ地元なので母校という気持ちで、今回少しでも建築に興味のある生徒さんの経験になれば!と思い、
「設計」という仕事をテーマにして受け入れをしました。
半年前からの申し込みになるので、実物件があるかどうかもわからないので、
「自分の家のトイレをリフォームするぞ!」という目標をつくって
1週間過ごしてもらう計画

はい!みんな、この会社を選んでくれた理由は?(期待)(期待)

家が近いからです (二人とも同意見)
始まりは想像と違ったのですが(笑)
トライやるウィーク初日
初めての経験で、少し緊張気味で、「ハイ」ぐらいしか反応してくれなくて、
1週間どうなることやらと心配しました。初日は施設の説明や、リフォームについての思いや説明と、少し座学の多い一日になりました。
古民家での昔の写真を見て、これはどうなったか?とショールームの中を見回しながら、
探す時間をつくりました。
「リフォームは、家の器を作っている、柱と梁と屋根・・・とそれをちゃんと残したら、
間取りも変わって大変身するんだよ!」と座学でお話したので、
柱や梁の形状をたよりに、正解をどんどん見つけてくれました。
※学校提出用写真しかとっていないので写真がとれていません
そのころには、言葉数がどんどん増えてきて、
昼からは、インテリアのお勉強。そして、現場の採寸の練習
建築関係の方はわかると思います、メジャーで高いところをはかるときの動作。
メジャーの0を足で踏んで→メージャーを伸ばして→メジャーを折って→メジャーを伸ばしながら図っていく。
これがなかなか、説明も大変だが、うまくいかない(笑)
手に集中したら、足が外れる(笑)
メジャーの延ばし方が少なく、メジャーが天井までいかない(笑)
汗かきました。
それでもだんだんコツをつかんでくれた二人。
先生が見にこなれるころには、様になっています。
二人でショールームの採寸を。
トイレに頭突っ込まないか心配でした(笑)
みんな必死。こっちから図れば楽なのに・・と親心を出しつつ、
経験経験と口出しは我慢。
この経験を生かして、家のトイレも採寸してくれたそう。

二日目
雨!!だいぶんの雨でした。自転車では通勤できず、歩いての出勤。
「家にちかい事業所選び。」功を奏しました。
今日は、お家の方に提案するリフォームの内装選び。
どんなインテリアイメージにするか、お客様はどんなものが好きか
そんなことをイメージしながら、
サンプルの発注や、クロス表も作成しました。
※クロス表は来週から始まるお客様の実物件のものも作ってもらいました

ではでは、念願のパソコン作業。
マイクラを二人ともしているせいか、
呑み込みが早い。
感覚的にすぐ作業ができます。
CAD特有の、拡大・縮小の両クリックしながらの作業もすぐマスター。
三日目 ちょっとおでかけ
三日目は社長とちょっとお出かけ。TOTOショールームへ商品を見に行ってきました。
二日間みっちり一緒にいたので、情が(笑)
「水筒もった?(←案の定忘れてましたが)筆記用具も持っていきなさい!
気分悪くなったらいうんやで!」とかあちゃんモード
ショールームでは、最新設備を見学したり、お家で提案する商品選びを、今のトイレの品番や内寸をチェックしながら、選んでくれました。
TOTOさんのご協力ありがとうございました。
そのあと、現場を回って、お手伝いして帰ってきてくれました。

四日目 お客様に接客
もう三日もたつと言葉数が増えて、緊張は解けたもよう!
午前中は、当社の魅力の一つ「栞のこならひ」の手伝い
栞のこならひは、古民家リノベーションハウス栞にて、
「いつまでも学ぶこころを」をコンセプトに、セミナーやワークショップなどを
行っているカルチャー教室のようなもの。
生徒さんたちは、お客様の駐車誘導、挨拶、お茶出しと色々手伝ってくれたようです。
お昼からは、提案書づくり!明日の完成に向けてどんどん作り上げていきます!

やっぱり中学生は早いな~。もう今日で作業終わってしまうな~。

ぁあああああ、お父さんの希望のものパースに入れるの忘れていた。

はい、やり直し~
笑いもありながら、夢中で進めてくれました。
休憩時間も作業をしたいというときもあって。嬉しくなっちゃいました。

最終日
生徒さんの頑張りと、スタッフの大大協力で、
無事午前中に提案書の完成することができました。
昼からは、木工作業を、相談役と森山監督にお願いして、棚の作成を!
約二時間の予定!
ですが、約一時間(会長からの差し入れを食べても一時間)で終了。
ということで、最終日は早々にお開きに。
ですが、大問題が。
【作成した棚が大きくて、重くて 自転車に乗らない。】
保護者の方に取りに来ていただくという運びとなりました。(お手間かけます)

全日程が終了。
急遽手がいることが多く、スタッフを道連れにしてしまったことも多くありましたが、
無事生徒さんを送り出すことができました。スタッフはもちろん、業者さんメーカーさんのご協力があってこそのイベントとなりました。本当に感謝しています。
生徒さんにも、今回は不慣れで、大前提なのですが、仕事をしながら体験のなので、
段取りの悪いところもあったかもしれませんが、将来なにかでも思い出に残っていたらいいなと思います。
ちょうど私が建築を目指し始めたのは、中3のころ。
阪神大震災を経験した時でした。
ウチにも迷える子羊 かわいい娘がいて、将来を今考え真っ最中。
昨日も一緒に学校選びやオープンスクールの予定を話し合ったりとしています。
価値観も違えば、仕事はたくさん種類があって、終身1つの仕事なんていう時代や考えでもない。そして人生 仕事とプライベートの割合や、何のために仕事をするのか、理由も様々な時代に生きる。だからこそ悩めるところもありますが、
氷河期最前線で生きた母ちゃんも精一杯応援したいと思っています。