
お盆にできる家族孝行
明日からお盆休みの方もおられるかもしれませんね。
モリリフォームでは13日~17日までは夏季休業をいただきます。
皆さんもこのお休みの中で帰省される方もおられるかもしれません。
もしご実家や、ご高齢のご親戚に行かれることがありましたら、
是非、チェックしてあげてほしいことがあります。
「最近、早く気づけば、こんな大きな修理にならなかったのに・・・」
と思うことがあります。
今回は
是非、【こんな機会にご家族がチェックしてほしいチェックポイント】をお届けします
水道メーターをチェック
おそらく敷地の中でも道路に近いところに水道メーターがあるかと思います。
家の中で水を使わない状態で、その蓋をあけて(時々蜂や虫がいることがあるので注意!)ください。
水を使っていないのに、メーターが動いていたら(シルバーの円盤が回っていたら)、
どこかで水漏れしているサイン。
水道代がかかるだけでなく、水道管等の凍結や破裂の原因になるので、対処を!
【もう少し深堀】
水漏れで一番多いのが、トイレのタンクのボールタップの故障です。
トイレに行って、便器の水面をチェック、波紋がないかチェックしてください。
もしあれば、タンク内の部品交換で直ることがありますよ!
参考|TOTOさんのHPへ https://jp.toto.com/support/tips/toilet/kaiteki/shikumi/
雨漏りがないかチェック
実は気づきにくい天井の雨漏り跡。
雨漏りしても、初めは天井材が水分を吸収します。
なので、天井にシミがある場合は要チェック。
特に雨もりやすい場所は、
〇屋根と外壁との継ぎ目(例えば和室縁側 やベランダがある下の部屋など)
〇屋根の形状がVの字になっている(谷といいます)部分の下
おひとり暮らしやご高齢の方は、家の中でも一部の空間でしか過ごされていない場合が
多いので、気づきにくいことも多いのです。
【もう少し深堀】
家の外に出て、家全景を見てみてください。
あれ、瓦がないぞ!壁が落ちているぞ!樋がはずれているぞ!
屋根から草が生えているぞ!蜂が出入りしているぞ!
家全景を見れる位置ってまあまあ、離れないと見えないものです。

窓からのぞいてチェックする
雨漏りと関係がありますが、特に2階の窓からは屋根や壁のSOSが確認しやすいです。
ですが、絶対に屋根には上がらないこと。くれぐれもお願いします
特に先ほど言った屋根のVの字の形状(谷)の板金板が穴が開いて雨漏れしている場合多いので、見れる範囲で見てください。
また樋の葉っぱや泥のつまりも最近のゲリラ豪雨では雨漏れの原因によくなるので、
もし脚立から手が届く範囲であれば、掃除してあげましょう。

シロアリのチェックをする
家の床が前よりブカブカしている!と感じることがあるかもしれません。
1つの原因は床材の湿気や歩行での摩耗ですが、他にシロアリでの不朽の場合もあります。
①周辺の柱や無垢床など木の部分【特に床からくるので、床に近い部分、玄関などの枠など】に蟻道や、カスカスに穴が開いた部分がないかチェックしてみて下さい。
②敷きっぱなしの絨毯や布団も一度上げてみてください。
風通しが悪い、あまり使っていない部屋の置きっぱなしの段ボールや家具などの下も要注意です。
蟻道とは、シロアリは直射日光が嫌いなので、蟻道という土や蟻の糞や、蟻の分泌液で作ったトンネルをつくってその中を移動していきます。それを蟻道というのですが、
土が線状に固まったものように見えます。
マスが詰まっていないかチェック
家の周りには、雨水の配管と下水の配管が通っています。
【雨水枡・配管のチェック】
雨水の配管には砂や泥、葉っぱやビニール袋などの
つまりがないかチェックをしましょう。
①雨水の蓋を開けて、そこにたまっている泥を取り除く
②一番敷地から遠いマスに、水を勢いよく入れて、流れを見てみる。
③桝の蓋に亀裂がないかチェックする(はまったら大けがをします)→
→
そして、桝のチェックをする場合、その場を離れる時は、必ず蓋をして離れてください。
【もっと深堀】
最近はコンクリートでなくこのような丸い樹脂の雨水フタも多いですね。
標準のフタでは、車が乗った場合、割れてしまいます。割れたフタはとても危険です。
駐車場に雨水経路がある場合は、耐圧・耐荷重用の蓋に取替ておきましょう。
(変えても絶対に割れないわけではないです)
【下水の桝・配管のチェック】
次は、汚水の配管チェック
蓋を開けると、雨水より強烈に汚れていると思います。
不衛生な部分ですので、必ずマスク・手袋でのチェックをおねがいします。
キッチンやトイレからの流れててくる配管ますは、
つまりがないか特に注意ください。桝の中の汚れを取りましょう。
また桝から桝をつなぐ配管部分も掃除しておきたいところ。
これは動脈硬化と同じこと。
だんだん油や髪の毛のこびりつきが配管を狭くさせ、
流れの効率を低くします。
こびりつきはだんだん固くなってくるので、
水の勢いで取れにくくなってしまう・・という悪循環が起こります。
詰まった時は、配管洗浄業者を依頼することになりますが、数万円かかります。
ですが日々のメンテナンスでつまり予防できます。
ホースを配管の中にできるだけ入れて、シャワーの直流でできるだけこびりつきをとります。
そして、バケツいっぱいの水を勢いよく流す。
おそらく水下の桝を見ておくと、ヘドロが沢山流れていくのが見えるはずです。
日々の浴槽の水を流すことや、台所のあらい桶の水を流すことも実は、配管のこびりつきを流すのに効果あるのです。
それと家の中から桝に行くまでの配管つまりのチェックです。
台所や洗面などは髪や油の汚れつまりが心配ですね。
そんな時は、専用のパイプ洗浄剤を使ってください。
それとトイレのつまり確認は、
トイレから、トイレットペーパーを通常使う量ぐらいでいいので、
流してみて下さい。桝からトイレットペーパーが公共汚水桝まで流れていくのが確認できたら、まずは心配なしです。
もし、いつまでたっても流れない・・などが起こりましたら、
どこか詰まっている可能性があるので、
業者で確認してもらうか、一度、ラバーカップなどでつまり解消してみるのもいいですね。
【ラバーカップは1トイレに1つ常備を】
トイレのつまりはいつ起こるかわかりません。
住人であればまだしも、来客の使用時になることも・・・
そして汚物は人に見られたくないもの・・
是非、ラバーカップは1トイレに1つ常備しておきたいものです。

適切な業者依頼先を見つけておく
生活していると、あわててご連絡をいただくことがよくあります。
ですが、そんなときには、「ここに連絡したらいいよ!」という業者を選定しておくのも
後で何かトラブらない為の準備。
今はネットで施工事例やSNSなどでどんな業者なのか口コミや社風を知ることもできますし、
改修業の登録制度がある自治体もあります(兵庫県はあり)。
また「住宅リフォーム事業者団体」と言って、国(国土交通省)が定めた要件にクリアした者のみが登録できるリフォーム団体もあります。(←少し大規模な工事をお考えの時はこちらを検討されるといいと思います)
当社では、公式ラインなどもやっています。
「遠方に住むご家族から、実家をみてほしい!」という依頼や、
「このようにご実家を対処しました」といった報告などもすぐに簡単にできる体制もありますよ!
モリリフォームのライン https://page.line.me/358dincf?openQrModal=true
いろんな会社さんでそんな対応もされていると思いますので、
業者の選別をご家族さんが事前にしてあげると急な時も安心ですね。
ご参考いただけると幸いです。