
暮らしを考えるPart36
新緑が映える過ごしやすい季節となりました。5月は私の誕生月です。今年で43歳になりますが、時が経つのは早いなと感じます。いつの間にか『おじさん』と呼ばれる歳になり、身の振り方も考えます。もっと年相応にならなくてはなと思っています。
5月の楽しみにゴールデンウィークの連休があります。ゴールデンウィークは毎年宮崎に帰省します。交通費にお金が掛かるので、年に1度としていますが、何故、ゴールデンウィークの帰省にしているかというと、父の命日が6月で、近い月で帰省できる5月に法事を行うようにしてもらったのがきっかけでした。一昨年7回忌も終わったので、ゴールデンウィークでなくても良いのですが、私の都合ばかりに合わせることもできず、このゴールデンウィークに帰省するようにしています。
連休とはいえ時間に限りがあるので、毎年誰に会うか考えます。
家族はもちろん、親友とも必ず会いますが、宮崎に長く住んでいたので、仕事を通して知り合った方も多く、今回はこの建築の仕事をはじめるきっかけになった方に会おうと思っています。
私はデザインが好きでこの仕事をはじめました。デザインと言っても色々とありますが、建築デザインに興味を持った話しをすると長くなるので、また次の機会に話させて下さい。
今回お会いする方は、私が以前勤めていた宮崎の設計事務所の室長(代表)になります。
当時、宮崎で私が好きな設計事務所が3社ありました。3社とも意匠に強い設計事務所で、そのうちの1社がLips Designという設計事務所でした。
私には資格や実務経験がなく、畑違いの職種からの転職だったので、採用される事は難しい事でした。たまたまLips Designの室長と私の伯父が昔、一緒に仕事をしたことがあり、その事が縁で採用にいたりました。それが分かったのが1枚の履歴書からでした。私は森山秀貴ですが伯父は森山秀〇になり、1字違いになります。室長は採用する気はなかったようですが、伯父と文字の書き方も似ていて、何か気になり私を採用してくれたと、後に教えてくれました。
その室長から今年に入り連絡がありました。ふと気になり連絡してくれたとの事でした。その時にゴールデンウィークに会いに行く事を伝えました。結婚したこと、子供ができたことは伝えていなかったので、家族を紹介したいと思っています。
辞めて10年経ち、連絡いただけることは有難いことだと思っています。宮崎や京都を離れた時に感じましたが、そばにいたら会えることが当たり前で、連絡も取りあいますが、離れると途端に関係がなくなってしまいます。関係がなくなるは悪い言い方ですが、時間には限りがあるので誰との時間を大切にするか考えて選んでしまうのだと思います。
今も続けている建築の仕事は、私の伯父と室長が過去に仕事を一緒にしたからで、ここでの採用がなければ建築の仕事に就いてないかもしれません。伯父と室長が出会えてなかったり、関係が悪かったら、今の私はないので、室長、伯父には感謝しています。
室長や伯父だけではなく、今もこうして建築の仕事ができるのは人との『ご縁』のお陰なので、これからも私がお世話になった方々を大切にしていきたいと思っています。
今回の『暮らしを考えるPart36』は、私の話しで終わらせていただきたいと思っています。
私はこのブログを通して、仕事以外の私生活の事も話させていただいています。それは、私という人間を知ってもらうためです。この私のブログを読んで、暮らしに役立つ情報を得ていただく事と、モリリフォームにはこんなスタッフが働いているんだなと思っていただけたらと思っています。ここでの話は私の自己紹介と解釈していただけたら幸いです。
今回の帰省は、楽しい事だけではなく、宮崎に住むいとこの容態が悪く、それが気がかりです。何とか帰るまで命を繋いでほしい気持ちです。遠く離れていると直ぐに会えない寂しさがあります。父も京都に移った半年後に他界しました。大切な人との時間を過ごせなくなるのは悲しい事です。父のことを考えると今でも涙が出ます。それは私の中で、父と一緒にいたかった時間が短かったからだと思っています。親孝行もできませんでした。暗い話になりましたが、また帰省した話しをこのブログに載せます。次は6月30日(月)になりますので、楽しみにしていて下さい。
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