暮らしを考えるPart29
梅雨が明け、本格的な夏の到来を感じるころとなりました。
宮崎出身の私は、暑さには強いほうだと思っていましたが、暑さに強いのは若い時だけと聞きます。年齢と共に身体機能が衰え、発汗量や血流量が思うように増やせないなどで、体温調節がうまく働かなくなり、熱中症や低体温症のリスクが高まるとの事です。
室内でも熱中症は発生すると聞きますので、皆様もご留意下さい。
先日、休みを2日取り、京都へ旅行に行きました。
私の妻には兄がいて、横浜に住んでいます。毎年、浴衣まつりがある6月と年末年始の2回、実家のある姫路に帰省します。今年は浴衣まつりがある6月は帰省をせず、祇園祭がある7月に妻の両親、義兄家族、私の家族で、旅行に行くことになりました。
私も妻も京都で仕事をしていましたが、私は祇園祭りには1度しか行ったことがなく、その時は還幸祭の神輿を見に行きました。
祇園祭は日本の三大祭りの一つとして有名ですが、祇園祭の事を自分自身が今一分かっていないので、今回の暮らしを考えるPart29は祇園祭についてお話しさせていただきます。最後まで読んでいただけたら幸いです。
祇園祭は八坂神社の神事です。1ヶ月間に渡り行われます。平安時代に疫病退散を願った御霊会に始まりましたが、時代の流れと共に豪華に真夏の熱い祭礼として東京の神田祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭の一つとして有名になりました。
私達が京都へ行ったのが、7月13日(土)、14日(日)の2日間で、祭りの期間としては中程ですが、山鉾巡行は少し先の7月17日(前祭)と24日(後祭)になります。行ったその日は鉾が7月10日から7月14日の間で組み立てられるので、鉾を見ることができました。
祇園祭も残すところ後数日となりましたが、行かれる方は下記のスケジュールをご確認ください。
宵山とは山鉾巡行の3日前(宵々々山)、前々日(宵々山)、前日(宵山)を言いますが、歩行者天国(四条通の八坂神社から堀川通間)になり露店などが出て賑わうのは宵々山(7月15日)、宵山(7月16日)になります。
今年の山鉾巡行は前祭り23基、後祭り11基の34基になりますが、一番多いときで58基に達していたいたとの事です。山鉾巡行は神輿が通る道をあらかじめ清めておくこととされていて、神輿渡御に伴う『露払い』の位置づけになります。
神輿の巡行は神幸祭がある7月17日の18時から、還幸祭のある7月24日の17時頃からとなります。
7月17日に八坂神社の石段下にて三社神輿の差し上げが行なわれた後、それぞれの神輿が、氏子区域内を所定のコースに従い巡行します。21時頃より相次いで四条御旅所に着輿し、以降24日まで御旅所に留まります。
7月24日の午後5時頃四条御旅所を三基の神輿が出発、途中三基の神輿は三条通の又旅社にて祭典を行います。市中を巡り八坂神社へ戻ります。八坂神社へ戻ったあと、明かりを消し御神霊を本殿にお戻しします。
祇園祭は1ヶ月間行われますが、旅行に行く日はいつが良いのか?と考えると、先祭の宵々山からの7月15日から17日、後祭りの宵々山からの7月22日から7月24日の期間が良いように思います。
画像は長刀鉾になります。宿泊したホテルから近い鉾が蟷螂鉾になり、その鉾だけ見る予定でしたが、大きな山鉾も見たいと思い、一番離れた長刀鉾も見に行きました。全ての鉾を見ることはできませんでしたが、私的には祇園祭を楽しむことができました。
長刀鉾の横に置かれた三角コーンを隠す、この竹細工格好いいですね。
今回の旅行は祇園祭と京都水族館へ行くことが目的だったので、14日の日曜日は京都水族館へ行きました。人が多く、イルカショーは立ち見席しかなく、前に人が立つと見えなくなるためあきらめましたが、息子は楽しんでいた様子でした。
京都水族館へ行った後は、近くの梅小路公園の遊具で遊び、姫路へ帰ってきました。
京都で仕事をしていたので、色々と思い出があります。この梅小路公園もイベントを行うのに何度か足を運んだ場所になります。会いたい人もたくさんいますが、今回は宇治の工務店の社長に会いに行きました。一人で動くわけではないので自分の時間も限られていますが、次も観光だけではなく、お世話になった方にも会いに行きたいと思います。