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日記 Author/ 森山 秀貴

暮らしを考えるPart26

春たけなわの頃となりました。桜の開花も兵庫県では今週で満開になりそうです。皆様はお花見のご予定はありますでしょうか?
兵庫県の桜の名所ランキングで、第1位は小野市の『おの桜づつみ回廊』となっています。見るサイトでランキングが異なると思いますが、1位以下は次の通りです。

2位 西宮市『夙川河川敷緑地(夙川公園)』
3位 神戸市須磨区『須磨浦山上遊園』
4位 加古川市『日岡山公園』
5位 明石市『明石公園』
6位 姫路市『姫路城』
所在地など知りたい方は下記のサイトからご覧ください。

私は兵庫県に引っ越してから姫路城周辺の桜を家族で毎年見に行きます。観光の方が多く、近くの駐車場が満車の場合があるので早めに行くようにしますが、今年も天気の良い中、姫路城の東にある『東御屋敷跡公園』でお花見ができました。

この日は大手前公園でイベントが行われていて、イベントに寄ってお昼に帰りましたが、帰るころには停めた駐車場は満車になっていました。姫路城の観光も多く、姫路城に行くことは断念しました。

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ランドセルを背負った小さなお子さん、学生服をきた高校生、振袖を着た方、結婚式の前撮りのご夫婦、桜を背景に写真撮影に来ていました。4月は年度のはじまりなので、私も春を感じつつ、家族や自分自身のためにも良い方向に変化していきたいと思います。

暮らしを考えるPart26は春といえばの『桜』ではなく、『花粉症』の話しになります。最後まで読んでいただけたら幸いです。

私はこの時期になると、目のかゆみや鼻水が出るなど症状があります。花粉症だと思いますが症状が軽度なので、そこまで気にしていません。
花粉症の7割はスギ花粉症だと考えられます。それは日本の国土の18%はスギが占めているからです。関東や東海地方ではスギが中心になり、関西ではスギに並んでヒノキも植林面積が広いので、ヒノキ花粉も多いのではないでしょうか?
花粉の飛散時期はスギは年初から飛び始めて3月にピークを迎えて5月ぐらいまで飛散します。ヒノキはスギより若干遅く飛び始めて4月にピークを迎えて6月まで飛散します。

花粉症の症状については、水のような鼻水、繰り返すくしゃみ、鼻詰まりが特徴です。
目にもかゆみや異物感を生じ、花粉飛散量に比例して症状が悪化する傾向があります。

花粉症は花粉に対するアレルギーが発生する病気です。
花粉は体内に入ると、免疫機能により受け入れられるか判断されます。
そして異物として排除対象と判断された場合、花粉を攻撃する抗体がつくられ、花粉を体外に出そうと抵抗するよになります。この抗体の働きがアレルギー反応であり、花粉を外へ出そうとする行動がくしゃみや鼻水、涙というかたちで現れるため、花粉が体内にある限り、それらの症状が止まらなくなります。

花粉症は遺伝することはありませんが、アレルギー体質は遺伝することもあります。これはあくまでも可能性や傾向で、住んでいる地域の花粉の量や年々スギ花粉にさらされているうちにコップのみがあふれるようについに発症する成人の方も多くいます。

マスクやメガネで対策しても100%の花粉を防ぐことはできません。
ある程度は花粉が粘膜に付着してしまいますので、しっかり取り除いておきましょう。
目から花粉を取り除くためには、しっかり洗眼するのがよいでしょう。
しかし、大量の水道水は目を守る役割を持つ涙まで洗い流してしまうため、洗眼薬を使うことをおすすめします。
鼻の粘膜の洗浄には鼻うがいが効果的です。水道水などでは浸透圧が体液と大きく異なるため、鼻うがい専用の液剤を利用するのが良いでしょう。

花粉症はアレルギー反応のため、体の免疫力を高めることで抵抗力を上げ、アレルギー反応を抑えることが期待できます。
花粉症は免疫機能の異常により発生します。免疫機能が正常に働くことで、花粉症特有のアレルギー症状の発生を抑えられます。
乳酸菌は腸内環境を整える働きが知られていますが、免疫細胞のバランスを整える働きも持っています。Th1とTh2のバランスを保つことで過剰なIgE抗体の産生を抑え、ヒスタミンの発生を抑えるよう働きかけてくれるのです。
乳酸菌の代表的な食品としてヨーグルトやチーズ、味噌、キムチなどの発酵食品が挙げられます。

免疫力を高めるためには食物繊維をとることも効果的です。
食物繊維は腸内環境を整える働きだけでなく、乳酸菌などの善玉菌のエサになるため、腸内を整える善玉菌の増加をうながしてくれます。善玉菌の増加は、アレルゲンとなる花粉の吸収を抑える「IgA抗体」の増加にもつながるため、積極的な食物繊維の摂取が花粉症の症状を抑えることにつながります。

乳酸菌と食物繊維の摂取も含め、栄養バランスのとれた食事をとることが免疫力の向上につながります。
特に脂質のとりすぎは善玉菌を減らす悪玉菌を腸内に増やすことにつながるため、脂っこいものや肉類はとりすぎないように注意が必要です。また香辛料など刺激の強い食物は、鼻の粘膜を刺激するため、アレルギー反応を促進させる恐れがありますので、摂取は控えるようにするのがよいでしょう。

他にもたばこ、アルコールを控えるなどあります。症状がきつい場合は病院を受診することが1番ですが、生活習慣や食生活を変えることで、症状が改善できるようです。気になる方は意識されてみてはどうでしょうか?

実際にFRS工法を行っている
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