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日記 Author/ 岡下 のり子

2024年のこと

お久しぶりです。岡下です。
2024年も早いものであと2日。
モリリフォームは本年の仕事を終え、年末年始休業中でございます。

皆さんにとって今年はどんな年でしたか?
私は元旦に起こった能登半島地震から始まり、
住まいについてとても勉強してきた年だった気がしています。


私がこの建築に携わりたいと思ったきっかけは阪神大震災です。
私が中学3年だった時のことです。信じられないぐらいの揺れで目覚め、自然と一つの部屋に家族が集まり、テレビではたくさんの建築物がつぶれた映像を見て、それは本当に衝撃的でした。自分が経験した地震よりもっともっとひどい所があったのかと・・。
学校ではその地で受験できない子たちが親戚を頼りに疎開してくる子もいて、何か落ち着かない時期を過ごしたことを覚えています。
それでもこの福崎の地でもだいぶん揺れがあり、私の部屋もたくさんの物が落ちてきました。そんな時に守ってくれたのは父でした。
それが建築を目指すきっかけだった気がします。
「住まいは家族の命を守る場所であるべき」そう思って今まで来た気がします。
はじめはぼや~としていた目標でしたが、家族を持ち、家を持ち、家を設計し、リフォームをご提供し そんな経験をしていくと、やはりその目標を達成する責任は重々に感じています。

この年になると、あまり人から、怒られることも指摘されることもなく、
逆にそれに甘え、自分勝手になりがちになのも自分でも実感しているのですが、
自分に限界を作らず、挑戦はいつもしていきたいな!と思っています
「いそがしいから」をやらない理由としない。
 やらない、やれない理由をみつけようとしたらすぐ出てくるんです。
 今年もできなかったことたくさんあります。
でも「やらなきゃいけない使命」を持って自分を鼓舞すること。
ずっと持続することはなかなか難しいですが、甘えている余地はありません。
来年は大きく法規が変わります。
建築業界の進化や新常識にいち早く順応していき、
リフォーム業界の精査に振り落とされぬよう、日々邁進していきます。

「子供もいるのに大変でしょう」お客様からもよく言われます。
大変なのは子供の方だと思います(笑)
楽ではないですが、たくさん人に頼ってこそ生活が成り立っていますが、
私が仕事を頑張れる理由は、大きくは家族の存在です。
子供達も学校や家庭や習い事の中で、日々葛藤しながら、暮らしています。
楽しいこともあるでしょうが、
きっとその倍ほど悔しいことも悲しいこともたくさんある。
自分の中で、納得させたり、鼓舞したり、中には諦め、その中で気持ちを切り替えることも。こんなにまだまだ幼い心なのに、狭いようで広く、実は優しくない環境の中で戦っている。
そんな子供たちを見ていたら、やっぱり私も頑張らなきゃ!と思います。
家族の存在は本当にありがたいです。そんな家族をずっと守っていきたいですね。


では、2024年頑張ってきた皆さんに!そして2025年も戦うみなさんに!

私の好きな歌
「僕のこと」Mrs.greenapple
 ああなんて素敵な日だ
 幸せと思える今日も
 夢破れ挫ける今日も
 ああ諦めずもがいてる
 狭い広い世界で
 奇跡を歌う
 ・・・
 僕らは知っている
 空への飛び方も
 大人になるにつれ忘れる
 限りある永遠も
 治りきらない傷も
 すべて僕のこと
 ・・・
 僕らは知っている
 奇跡は死んでいる
 努力も孤独も
 報われないことがある
 だけどね
 それでもね
 今日まで歩いてきた
 日々を人は呼ぶ
 それがね、奇跡だと。

良いお年をお迎えください。








 

実際にFRS工法を行っている
動画などを公開しています