明るい場所は私達の過ごす場所
昔はね。陽当たりのいい場所には、お客様をもてなす応接間や和室がありました。
でもね今は平成を超えて令和の時代。私達が過ごす場所で。
STORY OF
RENOVATION
昔はね。陽当たりのいい場所には、お客様をもてなす応接間や和室がありました。
でもね今は平成を超えて令和の時代。私達が過ごす場所で。
T様ご家族はお若いご夫婦。子供さんも増え、
この度ご実家のお隣へ引っ越しされるためのリフォームをされました。
30年ほど前に建てられ、数年前から空き家となっていたご実家のお隣。
和室の続き間2部屋と、台所リビング、水廻りという1階の間取り。
今の間取りでも生活できるものの…
若いご夫婦にとっては、
対面キッチンのある広いLDKは理想のスタイル。
今回はご実家も隣にあり、仰々しい和室を残すことにこだわる必要はなくなった為、
その和室二間にＬＤＫを移動するプランとなりました。
昔は、お客様をもてなす部屋が、陽の当たるところに鎮座していた間取り。
核家族化が進み、仰々しいお客様も少なくなり、リビングに通す時代となりました。
そう、今は平成を経て令和の時代。
自分たちの家。自分たちが過ごしやすい陽の当たる場所で過ごすべきなのです。
それを、お隣の親御さんも柔軟な心で理解していただきました。
朝来市と寒い地域に住まれている為、
断熱性能を上げることを工事にも配慮しています。床・天井には断熱材を施工。
サッシは高性能ペアガラス入りの樹脂複合サッシを採用。窓からの熱の逃げや入りを防ぎます。
土壁の外壁にはガイナという、塗る断熱材を施工させていただきました。
断熱のような性能向上リフォームは、やはりコストがかかります。
キッチンやお風呂のように、目に見えないから、予算を抑えたい場合、そこをカットしがちですが、
断熱性能を上げることによって、暖冷房の光熱費が変わります。
月や1年、10年を考えた家のランニングコストも踏まえて、資産計画をすること。とても大切なことです。
そして、体感実感するほどの温暖化問題。そんな問題にもこれからの社会に私達は何かできるのか。
子供たちが幼いご夫婦だからこそ、将来を考えた断熱工事にもご理解いただけたと思います。
奥様もSNSなどでインテリアを検索され、
インテリアイメージを膨らませてくださいましたので、
クロス打ち合わせはほんと楽しかったです。天井に木質調の印刷されたクロスを貼ったり、
アクセントクロスを貼ったり、こだわり、思い入れのある仕上がりとなりました。
見た仕上がりだけでなく、機能的にも充実。
キッチン背面にはカップボードを設置し、
昔、床の間だったスペースをパントリーへ。
縁側の突き当りだったスペースにはPCスペースを設置。
陽の降り注ぐ縁側だからこそ、このスペースには、室内物干しも設置しました。
冷暖房の効きやすいリビングで、子供達が遊んでいるのを見ながら、家事のできる夢だった空間の完成です。
夏の引き渡しで、夏を越し、冬を過ごされ、
前の家やご実家と比べて、断熱性能（暖房の効き具合）を実感されているようです。
自転車がうまくなった長男君！
「見てみて！」得意そうに見せてくれました！
おじいちゃん達にも見てもらえてうれしいね！
