こだわりを。
本日もブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます。
今日水曜日は 秋シーズンスタートということもあり 定休日恒例の事務職篭りを予定していたのですが、3件の商談や契約が予定に入り いつもの曜日と同様にバタバタTぽ事務所を出たり入っいたりと。。。 まあ、そんな予定通りにはですよね。
先日より ご依頼を受けておりましたO様宅へ伺うと ご主人と奥様が揃ってお待ちで 世間話から本題へとスムーズに進行し 商談内容の承諾に関しては少し時間を。。と。(帰社後お電話を頂き、めでたく了承いただきました)その話の中で ”福田はん、ええ瓦屋知らんか?”と唐突にご主人が。 よく聞きますと 瓦自体現状問題ないそうですが、”わしが元気なうちに 今の瓦を使って葺き替えをしたいんや~”と。 土がやせ 所々瓦のゆがみが出ているそうで、”近所の人は見とるからな~・・・” とご主人のこだわりを感じる言葉が随所に垣間見られました。
確かに 和瓦の本葺き職人さんも、住宅では今は仕事が無いようで 神社仏閣を主な仕事場とされていますね。また住宅では補修が多いと聞きます。
耐震などの問題で 屋根瓦の軽量化が進められていますが 屋根の重さで成り立っている軸組もある事から 大工さんに ”この瓦は一生持つから 葺き替えたらあかんで!”と昔言われていることを 今日も熱く語られていました。 確かに ちょうど私の歳(≒55年)になるそうですが いい色つやしてますものね。