ジェネレーションライフリノベ
大正から平成まで世代の違う大家族が、家族の成長と共に生活スタイルを考え直した、
令和の大リノベ
STORY OF
RENOVATION
大正から平成まで世代の違う大家族が、家族の成長と共に生活スタイルを考え直した、
令和の大リノベ
こちらのおうちでは、子供さんから見て、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおばあちゃんの7人暮らし。大きな家で、ご主人様（お父さん、お母さん）の将来の為に離れが建てられ、トイレとキッチンそして、洗面台と洗濯機がありました。
ご主人様の親世帯もリフォームが一度行われ、ステキな中庭を見れるリビングがありました。
おばあちゃまも元気な方で、畑や庭の草引き、洗濯物まで今も現役で動かれています。
この様に昼間の生活空間は離れているのですが、お風呂は共用だったんです。
子供が小さいうちは、今日はお父さんと、あしたはおじいちゃんとなんて、
子供達は家族みんなとお風呂に入っていたものの、
子供の成長と共に、一人で入るようになると、大家族みんな入浴するのは大変。
また、オール電化のおうちでは、温水器の容量には限界が・・・。
また、子供部屋もほしいお年頃。
本家の二階はほぼ使っていない部屋2部屋。日当たりもよく、天井高さもとれていて、子供部屋にぴったり。
その下には田舎では必須といっていいほどの土間部分があり、そこには米冷蔵庫や、農機具なども収納されていました。今は、ひいおばあちゃんはここで洗濯物を干したり、出入りをしています。
その部分を使って、お風呂と寝室を新設することになりました。
この様な昭和の日本家屋でいつも大変なのは、高さ問題。
梁が大きく、高身長の方には、頭を打つほど低い部分が出てくることも。
そんなところにシステムバスを設置することは、だいぶん苦労しましたが、
本当に数ミリという空きで納めることができました。
高さに制限があるからと言って、断熱を無碍に扱うことはできません、
こちらは冬は寒い地域。サッシは、アルミ樹脂複合+ＬＯＷーＥペアガラスとし、子供部屋は内窓設置。
床・天井には断熱材。土壁のついた外壁にはガイナ塗装を施しました。
離れだけで住まいをされていたご主人様家族。母屋に浴室や子供部屋を作ることにより、
離れと母屋との連絡もスムーズにしたいということで、母屋と離れの間をつなぐ工事も行いました。
長期工事となったこちらの工事ですが、子供さんも毎日楽しみに工事の工程を見てくれていました。
まず初めに子供さんの部屋が完成。
唯一再利用した階段も、塗装をすることで、違和感ない感じに。
子供さんにクロスは選ばされたお客様。
アクセントクロスや、天井に木目クロスなんて、とても興味をもって、
色々調べて選んでくれたそうです。
「自分の部屋気に入っちゃって、僕もう1人で寝るから！っていうんです。ちょっとさみしい」
という奥様の誤算もありましたが(笑)
お風呂・洗面を土間部分に新設し、ひいおばあちゃんも、土間におりやすいように、手すりもつけました。
今まで離れについていた出入り口も、母屋にセカンド玄関を設置しました。
「わあ、うちに玄関がもうひとつできた～」と大喜び！
リビングは、少し隣接した和室スペースを一部取り込み、広くなりました。
最後まで悩まれていたキッチン入れ替えは、大きく対面キッチンに。
広くなったキッチンでは、娘さんも一緒に作業することができ、
まだ使えるキッチンを変えるという最終決断をされた甲斐がありましたね。
離れをつなぐ部分は和室スペースとして、ゴロゴロ寝転んだり、遊びのスペース。
リビングには、デスクを設置して、子供達が勉強したり、家事のスペースとしても使えます。
子供部屋ができたから、部屋にばかりいないで、家族そろって話したいな！
そんなお客様の声を反映しています
夕方4時。近くから笑い声が聞こえて。
台所に立っている奥様。玄関を見ると、息子さんが返ってきた姿が！
お友達と話をしながらお帰りの息子さん。
「ただいま～」と大きな声。
「今日も一日みんなが元気で楽しく過ごせた。」と奥様は思います。
そんな光景が繰り広げられるわけです。
奥様もお仕事があるので、お母さんがいない時は、一緒に住んでいるおじいちゃん達もいるので安心。
実は私には、とても大切な宝物がありまして、
工事後にステキなプレゼントをもらいました。
とても心温かくなるプレゼントです。
優しくて楽しいお客様たちの大改装に関われてとても幸せに思います
ありがとうございました。
